雑種のポメラニアン

フリープログラマーの日記とか人生観とか綴るよ

銀ファム 最終回感想(2回目)

前回は深夜に眠い状態でリアルタイムに見たため
見落としていた部分があったので
再度見直して再掲します。

初期にルスキニアがリリアーナを誘拐してから
グランエグザイルを発動させて自分が死ぬところまでの
シナリオを描いていたということであれば
結局銀ファムってルスキニアの構想の通りに事が進んで
世界が平和になりましたという話なんですよね。
話の本質に注目すると、意外性も何もなくて面白くないです。

今回の銀ファムが抱えた最大の問題は世界中の人達がお互い理解し合えれば
世の中が平和になりますという、超日本人的な世界観に基づいてしまったと
いうことではないでしょうか。
いや、この考えを否定するわけではないのですが
理想的すぎて現実的じゃないように私には思われるのです。

かつてプラレス三四郎という漫画で「戦争が科学を進歩させてきただなんて言わせないわー!」
というセリフを身体障害者の女の子が言う場面があったと記憶してるんですが
確かに世の中には世界同時多発テロとか湾岸戦争とかサブプライム破綻とか
物理的・精神的・経済的摩擦を起こして世の中を動かしているようというような
勢力があると私には感じられます。

善良な日本人はそういう壁を越えて各国・各人種がお互い理解し合えれば
争いのない平和な世界になると思っているんじゃないかと思うんですが
そんなに簡単に解決する問題なのでしょうか?
私は争いを誘発して世界を動かしている勢力に対して
道徳的には間違っていると言えますが
じゃあ争いのない世界になったら本当に世界が平和になるのかって言われると
どうもそうは言い切れないと思うんですよね。

今回の銀ファムを一通り見て、理解と争いのバランス
悲観と楽観のバランスの重心をどこを目標にするか
というのが今後の世界のあり様のポイントのように思われました。