雑種のポメラニアン

フリープログラマーの日記とか人生観とか綴るよ

弾言、決弾 #書評

「決弾」から読み始めたのだが、0章と勝間和代さんとの対談以外は
ブログの読者からの質問に小飼さんが応えるという形式だったので
明らかに自分と関係のない話題は読み飛ばそうとしたんですが
小飼さんの実体験に基づく迫力のある言葉にグイグイ引き込まれました。

ラストの「「決弾」は、僕が書きました。ここから先は、あなたの決断です。」
という言葉が、小飼さんのこの本を書くに当たっての姿勢を物語っていると思います。
人生の重要な局面でより良い「決断」をすることを応援してくれてます。


小飼さんが特に強調されているのは「時間を作れ」という事だと思いましたが
他にも珠玉の名言が沢山書いてあります。
プログラミングという技術を極めた
(プログラミングに極めるという状態があるかどうかは判断が難しいですが)
人の言葉には重みがあります。


「弾言」とか「決弾」とか弾定的(笑)なタイトルがつけられていますが
小飼さんの意見を押し付けられているとは感じられませんでした。
小飼さんの自分の体験を通して決断してきたことを明らかにしつつ
読者に「より良い決断をしろ」と暗に語っているように受け止められました。


余談ですが小飼さんの職業には投資家というのも含まれているそうです。
そういえば究極的に言っていることは「金持ち父さん貧乏父さん」と似てるなと思いました。


本を紹介するときは目次も書くといいとの事だったので早速実践してみます。

第1章 ヒト part1
 ――自分の価値を「見える化」してレベルアップ
自分で打てる手はいくらでもある
暮らしがキツいのは、モノ扱いされているから
自分という会社を建て直す
カネ以上に時間を節約すべし
会社員こそ内職すべし
会社の辞め時を知ろう
読書は最強の自己投資
本に付箋を貼ってはいけない
貴族の義務を負うことになった平民
情報洪水に溺れない
情報に飢えよ
現在の自分を正確に知る
一度は物事にとことんハマれ
いいゲーム、悪いゲーム?
のび太はアルファギーク
楽しんで学ぶ「楽習」で生き残る
ブログは最強の勉強ツール
世界は「無記名の」善意に満ちている
積極的に「待つ」という高等技術
ウィンプ(弱者) vs. マッチョ(強者)
究極のエゴイストになる
強さとは何か
生きる目的は「手段」
第1章のブックガイド

第2章 カネ
 ――相互理解のツールとして戦略的に使いこなす
カネの誕生
カネは相互理解のためのツール
暴走するカネ
自分の収支をバランスシートを使って考える
バランスシートの質を見極める
借金をすることの本当の意味
仕事と借金は本質的に同じ
会社にとっての借金
買掛金で資金を調達する会社の裏技
なぜストックが必要か
人と人を結ぶカネ
インフレはなぜ起こる?
カネは、ヒト=ファンタジーとモノ=リアリティーでできている
少子高齢化で変わる世界
よどむカネ
自分の知的生産を測定する
自分の「棚卸し」をしてみよう
自分が属する業界構造を理解する
自分が勝てるゲームを作る
第2章のブックガイド
第3章 ヒト part2
 ――ネットワークにおける自分の価値をアップする
コネの価値はいくら?
コネを見える化するのが会社
バラバラな個人の集団に過ぎなかったオン・ザ・エッヂ
日報を書くことを義務づける
適切なサイズの仕事をする
伸びる社員と伸びない社員は何が違う?
報告書を提出するまでが仕事
人と付き合うためのインターフェイス
「データホテル」プロジェクトの苦闘
「衝突断面積」を増やす
カネをよく理解している中国人
会社の辞め方
人付き合いのパラダイム転換が起こっている
カネで考える人間関係
方程式で「モテ」を計算する
類が友を呼ぶのはなぜ?
ネットワークにおける自分の価値を上げろ
「休み」を安く見積もるな
社会にかかるコストを計算する
「心」で受け取る報酬もある
心とカネの為替レート
第3章のブックガイド

第4章 モノ
 ――「本当は所有できない」ということを理解する
増やせないのがモノ
石油がなくても自然破壊は起こる
「モノ」は増やせない代わりにいくらでも回せる
エネルギーは、あらゆるゴミを資源にする
太陽エネルギーの効率利用が世界を変える
日本は「都市化」を進めるべし
モノへの執着が人を惑わせる
モノのカネ化が世界を平和にする
世界から借りたモノを世界に返す
ベーシック・インカムは、ストックをフロー化する
まとめ:モノとヒト、カネの関係を改めて考える
僕たちの宿題
第4章のブックガイド


introduction
Chapter00 決弾 determination
選択肢が過剰な時代
決断とは捨てること
良い決断をするには心のゆとりが必要
暇を作って、経験値を高めておく
第三の道を探せ
仕掛品を作っておく
「明日死んでもいい」そんな決断を重ねる
Chapter01 男女 affection
異性にモテない
配偶者に不満
親の干渉が激しい
同性愛であることを隠すべきか
Chapter02 親交 communication
友だちができない
人間関係に悩む
知り合いと距離をおきたい
人付き合いが苦手
人付き合いせずに生きていきたい
友だちがお金を返してくれない
パーティが苦手
口下手を直したい
Chapter03 楽習 education
勉強しないといけないのに、ついついゲームをやってしまう
大学に進学すべきか
子どもが勉強しない
資格を取りたい
英語を勉強すべきか
子どもに英語を学ばせるべきか
効果的な英語の学び方
ブログに何を書く?
コピペはいけないこと?
Chapter04 仕事 occupation
就職と音楽のどちらを選ぶ?
正社員になりたい
ベンチャーと上場企業
正論が通らない
起業する自信
会社に箔をつけたい
「十年泥のように働けばいい」というのは本当か
上司に嫌われている
職場の不正を見逃すべきか
先輩が仕事を教えてくれない
パソコンが苦手
仕事ができる人になるには?
努力が評価されない
プロとは何か?
暇がない!
成功するために必要な条件とは?
才能は必要か
要領良くなれない
Chapter05 育児 cultivation
いじめ対策
学生だが、出産すべきか
子どもを持つべきか
子どもの障がい
他人の子を叱る
子どもにゲーム機を与えるべきか
子どもに携帯電話を持たせるのが不安
子どもを好きになれない
子どもの叱り方
子どもが引きこもっている
Chapter06 人生 from conception to termination
親の期待が重い
やりたいことがわからない
自分探しが止まらない
都会に行くべきか
生まれながらの格差
1人暮らしをすべきか
未来に希望が持てない
家族が心を病んでしまった
持ち家か賃貸か
遺伝子組み換え食品が心配
世の中は結局コネ?
仕事術は自分で見つけるもの?
親の介護が大変
Addition 対弾 v.s.勝間和代
「知的生産のサバイバル術」
Conclusion
書棚 Information


私はiPadで読んだのですが、小飼さんの著書とは思えないほど
ソフトの出来は悪かったです。まあ読むのに支障はありませんが。