雑種のポメラニアン

フリープログラマーの日記とか人生観とか綴るよ

動物ネタを書いたらふと大学時代に初めて野宿した登山の事を思い出したので書いてみる

これから社会人になる学生時代に「仕事するだけが人生だろうか?」という
素朴な疑問を抱いていた。自然豊かな場所で魚釣りでもしながら
テント生活をするのもありなんじゃないかなと思ったので
大学卒業旅行として長野に一人で登山に挑戦することにした。
具体的な地名は忘れたが、登山の中でも上級者コースで
今にして思えばかなり無謀な挑戦だった。

2日で帰るつもりだったので、その分の食料と
暖をとるための着火物として雑誌を持っていった。

ちょっと寝坊したけど、最初は快調だった。
んでお昼になって食料として持っていったのが米軍のレーションというものなのだが
これがまずいのなんの!辛うじてオレンジジュースだけ飲めたが
栄養の補給には完全に問題があった。無理しても食えんぐらいまずかった。

体力にかなり問題が出てきたので、ペースが落ちてしまい
一泊しようと思っていた岩魚留小屋に到着する前に日没になってしまい
やむを得ず野宿をすることにした。一応テントは持っていた。
まめだらけの足にウィスキーで消毒しながら一夜を過ごした。
近くの滝の音が不安をかきたてて眠れない。
その内おしっこしたくなって、川原までいって用を足したのだが
懐中電灯で照らしても暗すぎて帰り道がわからない!
その誤差なんて5m位だったのだが、本当に暗くてわからないのだ!

まあそんな悲惨な一夜を過ごして明るくなってきたら
川で水浴びしてたら、ニホンジカとばったり遭遇。
向こうはびっくりして即逃げたのだが
途中でしばらく振り返ってこっちを見てた。

早々に岩魚留小屋に向かうべく出発したのだが
まともな食事をしてないので到着するまで苦労した。
岩魚留小屋で150円だか300円だか忘れたが
高いジュースを4本飲んでエネルギー補充。
一泊したかった。

そこから山頂を目指し始めたのだが、まさに地獄を見た。
地図を見ると距離的には大したことはなかったように見えたのだが
標高差が大きく50m進むのも大変な事態になった。
5分歩いては20分休むの繰り返し。
人間がガス欠を起こすとこういうことになるんだと理解した。

それでも何とか山頂へ到着し、ようやくまともな食事ができた。
下りはすいすい進んで夜には松本駅に到着。
もう最終電車が行った後だったので、駅で一泊した。

駅のトイレに行くときに明らかに酔っ払ってるヒョロヒョロの学生がいて
ちらっと見たら「何ガンくれてんだよ!」と絡まれそうになったが
私が普通に歩く速度より彼のフラつく追いかける速度が問題にならないぐらい遅かったので無視した。
階段の下で絡まれて私が上まで着いた頃に、彼は階段の半分も登ってなかったので
「これは無視しても問題なかろう」と判断して休憩所に戻った。
数十分後に見てみると、違う客とトラブルを起こしてた。

正直、呑むと人格変わる奴って呑んだ時の性格が本性なんだろうと思っている。

まあ散々な卒業旅行だったが、つまらない学生生活の中でも有意義な体験だったなと
懐かしく思い出せる旅でした。