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雑種のポメラニアン

フリープログラマーの日記とか人生観とか綴るよ

ノア 約束の舟 感想(ネタバレあり)

映画

ん〜む・・・旧約聖書にまったく興味が無い人には意味不明なんじゃないかな・・・
この作品には、神の意志を冷酷に遂行しようとする預言者が愛に目覚めるという
ハリウッド的エンターテイメントの側面と
ノアの方舟という神話を(いびつに?)再現したという側面がある。

ハリウッド的に見ればまあ面白いことは面白い。
主人公ノアが神の意志を遂行するために、自分の孫まで殺そうとするところは
日本人的にはまったく理解し難いものだが
最後は愛に目覚めて思い留まる所がハリウッド的。
なにしろ主人公はグラディエーターラッセル・クロウだから
もう無敵な強さで息子も賊もぶっ飛ばしまくる。
非常な爺さんも孫達の顔を見た瞬間愛に目覚めるのだが
感動していいのか
そこまで頑張ったのに思い留まるところは画竜点睛を欠いたような気もして
正直素直に喜んで見られない。

もう一つの神話的側面なのだが
ユダヤ教ってつくづく性悪説に基づいた宗教なんだと思い知った。
神の裁きとか天罰とか終末論とか、神が人間に手を出さないと
人間は不正を行うとか平和にならないとか思想がネガティブ過ぎ。
キリスト教イスラム教ユダヤ教から派生したものだが
あんな性悪説に基づいてたら、そりゃー戦争もなくならんでしょう。
日本の八百万の神々的、懐の深い宗教観をもっと受け入れてもらいたいですね〜

神話だから事実かどうかとか考えるものでもないのでしょうし
日本の神話も少なくともそのまま素直に事実と解釈するのは難しいものですが
神話のたぐいって口伝されてるだけ何か特別な意味があるのかな?
と思いを馳せるのは個人的には好きです。
あまり前向きな結論に至ったことはありませんが
神や祖先に畏敬の念を抱くのはいいことだと思います。

とりとめなくなってすみません。
読んでくださってありがとうございました。

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